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昨年、19年の歴史に幕を閉じた「雲原川でドラム缶転がしタイムレース」。その熱狂を単なる「思い出」で終わらせず、これからの20年の暮らしをどう守り、楽しんでいくか。その最初の一歩となる集会「地域の未来について語り合う会」が、2026年1月25日に北陵地域公民館で開催しました。

1. 数字と映像で振り返る「19年の奇跡」
冒頭、事務局より第19回大会(FINAL)の実績報告を行いました。
- 来場者数: 約600名(集落人口211人の約3倍)
- 競技結果: 一般・女子ともに世界新記録が誕生する劇的な幕切れ
- 最大の資産: 19年で築き上げた、全国に広がる約280名の「雲原ファミリー」との絆
第1回大会(2007年)の映像も視聴しました。「学校を守りたい」という当時の切実な願いと、現在のインフラ(バス・ガソリンスタンド)喪失という厳しい現実を対比させ、参加者全員で「今、自分たちが立っている場所」を再確認しました 。
2. 住民たちの本音:20年後の雲原はどうなる?
少人数のグループに分かれ、地域の未来についてワークショップを行いました。そこでは、建前ではない「本音」の危機感が溢れ出しました。
- 担い手不足: 「20年後は今の70代後半がおらず、担い手がいなくなる」
- 組織の限界: 「役員のなり手がなく、同じ人が兼務で回っている限界」
- 交流の減少: 「手間のかかる郷土料理や行事が減り、交流の機会が失われている」

3. 新しい方向性:イベントから「持続可能な連携」へ
厳しい現実がある一方で、未来への希望も語り合われました。
- 「ファイナルは、始まり」: 大規模イベントに全エネルギーを注ぐ形から、水車広場などを活用した日常的な「食」や「交流」を通じた小規模分散型の活動(くもはら体験事業)へシフトします。
- 接着剤としての役割: 実行委員会は単独で頑張るのではなく、自治会、公民館、消防団、福祉推進協議会などを繋ぐ「接着剤(ハブ)」や情報発信の核となる体制を目指します 。
- 具体的なアイデア: 雲原の代名詞「雪」を活かした遊び(雪祭り・かまくら)や、空き家バンクの活用、外部のファン(雲原ファミリー)との日常的な交流の場づくりなどが提案されました 。

4. 次のアクションへ:みんなで踏み出す「第2歩」「第3歩」
雲原の物語は、ここから新たな章に突入します。
- 【第2歩】2月15日(日)12:00〜:雲原ファミリー懇談会(鍋・そば)
温かい「大鍋の野菜汁」と「そば」を囲み、外部のファンと地域のこれからを語り合います。※雲原地区福祉推進協議会(水車ひろばサロン)との共催です 。(選挙の投票日となり日程を変更しております。) - 【第3歩】3月15日(日)13:30〜:雲原寄席
桂三扇さん、夢乃俣夢さんを招いて、笑いで春を迎えつつ、パネルディスカッションで次年度の具体的な構想を共有します 。
「20年後に私たちはいないかもしれないが、誰かはここに住んでいる。その人たちのために何を残せるか」 。
そんな問いを胸に、雲原は新しい一歩を踏み出しました。
雲原村総合案内所(kumohara.com)
主催:雲原砂防イベント実行委員会

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