くもっち農園報告

【くもっち農園報告】

現在、クリムソンクローバー（ストロベリーキャンドル）が満開です。
青空と杉林を背景に、燃えるような赤が映えて、農園の誇りとも言える見頃を迎えています。

しかし、その華やかさの裏で――

くもっち農園の現場は、完全に追い込まれております。
植え付け作業は大幅に遅れ、
「月の満ち潮に合わせて」なんて悠長なことは言っていられません。

特に芋類――全てタネいもで用意したものは、
放置されすぎてもやしのような白い芽が、ヒョロヒョロと伸び始めてしまいました。
「これ以上はアカン…」と、タネいも自体が訴えてきそうな状態です。

そもそも、「あれもこれも」と欲張って買いすぎたのが反省点。
結局、手をつけないまま箱の中で眠らせてしまっていました。

――買った時点で満足してしまう、農家あるある。

さつま芋の苗も届いたものの、暑さでぐったり。「ああ、水につけておけば…」と後悔しながら、今さらバケツを準備する始末です。

そして、明日からは無情の雨予報。
どろんこラグビー本番も、寒さとの戦いになるかもしれません。

「仕事が早い人は、仕事を始めるのが早い人。」
本当にその通り。

今回の反省はただひとつ――着手が遅かったこと。くもっち農園、“すぐやる農園”として、ここから立て直します。

まずは一本、鍬を入れるところから。
自然は待ってくれません。やるしかない。