投稿日:2025年10月11日
カテゴリ:地域行事/祭り準備
雲原の祭は10月12日(日)に開催。
・午前8時〜神輿飾りつけ 公民館前広場
・午前8時30分〜 金的・銀的の弓射
・午前9時〜 当渡しの儀(宮当番の交代)
・午前9時30分〜 御霊移し(神輿に神様を乗せます)
・午後1時30分〜 神輿巡行(雲原公民館前 出発 1時過ぎから巡行セレモニーがあります。)
・午後3時頃 御霊戻し(神輿から神社に神様を戻します)
・祭り終了後 ふれあいサロン開催(公民館)

■ 雨が心配な空の下で
本日は朝10時からお神輿の準備。私は区長代理として参加しました。
この作業は、自治会役員と宮総代の仕事です。
境内の格納庫から、1年ぶりにお神輿を公民館前広場へ運び出し、飾りつけ前の段階まで整えます。
空は曇り。
もし雨が降ればお神輿は出せません。
悩ましい空模様の中、みんなで顔を見合わせて――
「明日、天気を祈ろう」という言葉を合図に作業が始まりました。
📸 格納庫から運び出されたお神輿

一年ぶりに外へ出たお神輿。曇り空でも金色の輝きは健在です。
■ 1年ぶりの共同作業
1年ぶりの作業なので、みんな記憶を頼りに進めます。
「たしか去年はこうやった」「いや、あれは一昨年や」と口々に言い合いながら、
それぞれが自分のやり方で手を動かします。
結果は――やっぱりやり直し。
人の記憶というのは、ほんとうにいい加減なものです。
でも、そんな混乱も含めて地域の行事の味わいです。
あれこれ言い合いながら、次第に息が合ってくる。
この光景こそ「地域の手仕事」そのものです。
📸 飾りつけ前の調整作業の様子

それぞれが思い出を頼りに手を動かす。会話の多い準備風景も祭りの一部です。
■ どっちが前なのか問題
お神輿は見た目が前後ほとんど同じ。
「さて、どっちが前や?」という話になりました。
実は、かつて裏口を前にして飾ってしまい、神主さんにご指摘いただいたという笑い話もあります。
今年は間違えないように、念のためチャットくん(AIアシスタント)に確認。
AIのお告げはこうでした。
👉 御扉(神様をお入れする金の扉)がある側が前!つまり、神様が鎮まる“入口”のある方が正面。
反対側は背面で、飾りはありますが扉はありません。(んんんどちらにもあるけど)
鳳凰が向いている方(んんん 後付けでどちらの方向にも設置できる)
📸 チャットくんのお告げではこちらが前

1/2確率
どう見ても同じなので、神輿の下に書いてないかというお話になり、のぞくと「前」と書いてありました。チャットくん❌。
■ 終わりに
一年ぶりに光を浴びた金色のお神輿。
曇り空の下でも、その輝きはまったく色あせません。
地域の伝統を守るために、手を動かし、声を掛け合う。
この積み重ねが、来年もまた祭りを支えていくのだと感じました。
明日、晴れますように。
📸 作業を終えたお神輿と公民館前水車広場

準備完了。あとは天気次第。空を見上げながら、祈るように締めくくりました。









コメントを残す