【雲原・初雪と運命のタイヤ交換】一筋のあかりが導いた、冬の始まりの物語

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【雲原・初雪と運命のタイヤ交換】
一筋のあかりが導いた、冬の始まりの物語

昨日の夕方、予報どおりアラレ混じりの雪が雲原に降り始めました。
気温が下がれば一気に凍りつく――頭では分かっていても、「まあまだ大丈夫やろ」と思っていた私。

しかし道路脇の水抜き穴から吹き上がる水がフロントガラスにバシャッ、バシャッと叩きつけてくるのを見て、
「これは今夜危ないぞ…」 と腹をくくることになりました。

そんな帰り道――

■ 道中で見つけた、一筋の“あかり“

薄暗い帰り道に、ぽつんと浮かぶ工場の灯り。
その灯りの下で、一人で黙々とタイヤ交換をしている新婚さんの姿が目に入りました。

「おっ一人でよう頑張ってるな…」
そう思った瞬間、胸の重さが少し抜けた気がしました。

気づけば車を止め、
「タイヤ交換、一人より二人のほうが楽やないかな」
と声をかけていました。

返ってきたのは迷いのないひと言。
「じゃあ、二台まとめてやりましょうか!」 おおっ気持ちが通じた。

その真っすぐさに、工場の灯りが
“避難誘導灯”みたいに見えました。

■ 雪の中で始まったタイヤ交換

雪が舞う中でも、その作業の手際は見事。
新婚んさんの軽トラは、あっという間に履き替え。さながらF1のピットの様相。
私の車と入れ替えて、「吹雪なんではよやりましょか」と
結局、私の分まで全部やってもらうことになりました。

そして使っている道具がまた反則級。
まるで“プロ仕様の兵器”みたいなインパクトレンチが
「ドゥルルルルッ!」と一瞬でナットを巻き締めしていく。

私はタイヤ誘導・袋詰め係。もっぱら見守り専門。
昨日からYouTubeで予習した私の努力は、その場で散華しました。

「自分一人なら徹夜やな…」そもそも道具が違う。雪の中でしみじみと実感する私。

でも、不思議なもので、
“たまたま灯った一灯に導かれて、気づけば助けられていた”
そんな縁を感じる時間でした。

恋でも何でもない。
ただ、人のつながりというのは時に
意味が分からんほど温かい。まさに「急ピット」

そして――
次の春、タイヤを戻すときには自力でやってみよう。
そう思って“プロっぽい兵器”を夜中にポチったのは内緒です。

【翌朝12月4日】静かに積もった初雪5センチ

朝の雲原は一面の銀世界。
積雪は 5センチ。
初雪としては「このくらいで勘弁してくれ」という穏やかな量。

路面には水が出ており、冬タイヤなら特に問題なし。
ただし時折角度の悪い吹き上げがフロントにあたり凍れば、一瞬で視界ゼロになる危険も。
冬の入口に立ったことを、静かに実感する朝でした。

【公式データで見る雲原の積雪】

【まとめ】

雪の降る夕方、一筋のあかりに導かれて飛び込んだ工場。
そこで始まったタイヤ交換は、
この冬を安全に乗り切るための大きな一歩になりました。

偶然のようで、どこか必然。
冬の厳しさの中でこそ、人の温かさが沁みる。
そんな雲原の出来事でした。

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