【活動報告】地域の農地を次世代へ

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本日、福知山市の雲原・寺谷農区において、地域農業の将来を見据えた「地域計画」の点検・更新作業を実施しました。

この作業は、地域の大切な農地を守り、次の世代へ確実につないでいくための、いわば“農地の定期点検”です。

■ 地域計画は「作って終わり」ではありません

地域計画は、一度作成して終わりではありません。福知山市では、地域ごとに毎年1月から3月にかけて計画内容の点検・更新を行っています。

本日は寺谷農区の目標地図(将来の農地利用の姿) マスターデータ(農地ごとの詳細情報)を照らし合わせながら、現在の利用状況や将来の担い手に変更がないかを、一筆ずつ確認しました。

■ 農地は1筆ごとに、丁寧に確認

点検作業では、農地ごとに整理されたマスターデータを使用します。面積、利用状況、現在の耕作者、将来の目標耕作者、中山間地域直接支払交付金の対象かどうかなど、19項目にわたる情報を確認していきます。

特に重要なのが、「将来、この農地を誰が耕作するのか」という点です。

地図(1:5000)を囲みながら、引き継ぎ予定に無理がないか、確認が必要な区画はどこかなど、実情に即して書き込みと修正を行いました。

■ 地図を囲むと、土地の記憶と“自分事”が重なっていく

点検作業中は、地図を見ながら自然と会話も広がりました。

「ここは◯◯を作っとるとこやな」
「この辺は金の鶏伝説がある場所やな」
「昔は、ここに家が建っとったで」

そんな何気ないやり取りの中に、その土地の使われ方や、地域の歴史が詰まっています。

さらに地図を追っていく中で、「ここは親父の名前やし、自分に変えとこ」
「ここは高台のとこやな(草刈り、頑張らなあかんな)」

といった声も出てきました。

計画を点検する作業が、自然と“自分の営農”“自分の管理責任”を意識する時間にもなっていきます。

こうしたやり取りを通じて、それぞれがどこで、どんな営農をしているのか、また現場の実態や課題も、無理なく共有されていきました。

■ 小字名から見えてくる、土地の履歴書

今回の点検では、改めて小字名の多さにも気づかされました。
同じ場所でも、「鎌田」「釜田」など、表記の違う名前が残っています。
これは誤りではなく、時代ごとに字が当て直されながら、土地が使われ続けてきた証です。

また、「城山」という小字名もあり、かつてこの地域に山城や見張りの拠点があった可能性を感じさせます。城は姿を消しても、名前は残る。

小字名は、土地の記憶を今に伝える履歴書のような存在です。

■ 「ちゃんと話し合う」ことの意味

点検作業を終えたあと、「やっぱり、ちゃんと話し合うことは大事やな」という声がありました。
これは、その後の場のことではなく、地域計画の点検作業そのものを振り返った言葉です。

資料を広げ、地図を囲み、一筆一筆について意見を交わす。その積み重ねが、地域の合意をつくり、計画を“生きたもの”にしていきます。忙しさの中で、つい後回しにしがちな部分ですが、実は一番大事で、手を抜いてはいけない工程だと改めて感じました。

■ 作業のあとは、ぷち新年会

点検作業終了後は、ささやかなぷち新年会を行いました。

費用は、鹿の捕獲報奨金を活用しています。地域の課題に向き合った成果を、地域のつながりに還元する――巡回型の寺谷農区らしい形だと感じます。

■ この対話が、地域全体に広がったら

今回の点検作業を通じて、

「こういう対話が、地域全体でできたら、だいぶ変わるやろな」

と感じました。

地図を囲み、昔の話をし、今の実態を確認し、これから自分が何を担うのかを言葉にする。
特別なことではありませんが、この積み重ねが、地域を前に進める力になります。
ふと、「寺谷以外の地域でも、こうしたことはできているんやろか」
そんな思いもよぎりました。

もし、どの地域でも当たり前のようにこうした対話が重ねられるようになれば、農地のことも、担い手のことも、そして地域の将来も、今よりずっと見通しのよいものになるはずです。

■ 未来へつなぐために

今日更新した一筆一筆のデータは、10年後、20年後の雲原・寺谷の農風景を守るための大切な土台になります。
派手さはありませんが、「誰かが、きちんとやっておく」それが地域を守る一番の近道です。
これからも、話し合いを大切にしながら、寺谷農区の農地と暮らしを守っていきたいと思います。

本日のまとめ

実施場所:雲原・寺谷農区
実施内容:地域計画マスターデータ及び目標地図の年次点検
作業後:ぷち新年会(鹿の捕獲報奨金を活用)
気づき:対話が地域を動かす力になる
今後:2030年の計画見直しに向け、毎年継続して実施

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