神輿の輝き、境内に響く笛太鼓、そして世代を超えて集まった笑顔。今年も雲原・八幡神社の秋祭りが執り行われました。

2026年10月11日、雲原・八幡神社の秋祭りが行われました。早朝の飾り付けから弓射の神事、笛太鼓の奉納、神輿巡行、そしてふれあいサロンまで。準備を支えたみなさんと、祭りに参加したみなさんの力が重なり、笑顔のあふれる一日になりました。
スライドショーで振り返る秋祭り(約5分・音声あり)
朝の神社へ。弓射と当渡しの儀
朝7時30分、区長さんたちが水車広場に集まり、神輿の飾り付けを進めました。その後、八幡神社では金的・銀的の弓射が執り行われました。

紋付袴姿で初めて挑戦する方もおられ、境内には賑やかな声が響きました。見事、金的を中垣浩男さん(昨年度までの宮総代長)が、銀的を西原正範さん(雲原砂防イベント委員長)が射止められました。

当渡しの儀では、前年当番の久保・小杉野区(西原正範当番長)から、本年当番の仏谷区(川戸博当番長)へ引継書が読み上げられ、役目が引き継がれました。
大変なこともあると思いますが、何かあればご相談いただき、応援させていただきます。
そんな支え合いの言葉が交わされ、水車広場の神輿に御霊が入れられました。地域のつながりを確かめながら、午後の巡行へと準備が整っていきます。
練習の成果が響いた、笛太鼓の奉納
午後1時、雲原公民館前で笛太鼓の奉納が行われました。9月末から夜の練習を4回重ねてきたみなさんに加え、OB・OGも駆けつけ、祭りの始まりを賑やかに彩りました。

笛の音と太鼓の響きに、大きな拍手が送られました。出発前の副自治会長・鎌田和彦さんの挨拶では、「本日の秋晴れのように晴れやかに楽しく盛大に行われることを期待しております」と、参加者に温かい言葉が贈られました。
みんなの力で進む、神輿巡行
午後1時30分、神輿巡行が出発しました。かつては50人ほどで担いでいた神輿ですが、今年は担ぎ手が20人未満となったため、台車に載せて巡行することになりました。
形は変わっても、祭りを大切にする気持ちは変わりません。お囃子とともに、地域のみなさんが神輿を囲んで歩きます。

雲原公民館前 → 雲原郵便局前 → 先山口鳥居前 → 八幡神社
参道では、大人も子どもも一緒に綱を引きました。声を掛け合いながら進む姿に、世代を超えて祭りをつないでいく力を感じます。

実は巡行中、神輿の「前と後ろが逆だった」という、ちょっとお茶目なハプニングも。組み立てのときに下へ潜って確認したはずなのに……。そんな出来事も笑いに変わるのが、雲原の祭りの温かさです。

昔は2日かけて、雲原じゅうを担いで
昔の祭りでは、2日かけて雲原の全地域を神輿を担いで巡行し、田んぼや雲原川に入ることもあったとか。今の巡行を見ながら、そんな思い出話も聞かれました。
体のつくりも違ったなあ。
そのひと言に、昔の担ぎ手のたくましさと、当時の祭りへの懐かしさがにじみます。時代とともに人数や巡行の形は変わっても、祭りを楽しみ、地域で支え合う思いは、今も受け継がれています。
太鼓と笑顔を、次の世代へ
境内には、太鼓を囲む大人と子どもの姿もありました。そばで見守り、教え、一緒に楽しむ。そうした時間の積み重ねが、伝統を次の世代へつないでいきます。


ふれあいサロンで、ほっとひと息
巡行終了後は、雲原公民館と水車ひろばで「ふれあいサロン」が開かれました。恒例のうどんやたこ焼きを囲み、みなさんで一日の労をねぎらいました。

宮総代長(氏子総代表)の曽根毅之さんからは、少子高齢化で人数が少なくなる中、みなさんの協力があってこそ行事を成し遂げられたことへの感謝が伝えられました。
和やかに語り合う中で、祭りをやり終えたからこそ、曽根さんからこんな言葉も飛び出しました。
もっと祭りを盛り上げるためには、やはり神輿を担げるほど人を集めたい。
今年は20人に満たない人数での祭りでした。これ以上人が減ってしまうと、祭りを続けていくこと自体が厳しくなります。一人でも多くの方に関わっていただけたら、来年の祭りはもっと心強いものになるはずです。来年の秋祭り、あなたも一緒に参加してみませんか?
こうして、今年の秋祭りは無事に幕を閉じました。
準備から片付けまでご協力いただいたみなさま、参加されたみなさま、本当にお疲れさまでした。地域の笑顔とつながりを、これからも大切にしていきたいですね。
次は担ぐぞー!
当日のタイムスケジュール
| 07:30 | 区長さん集合・神輿飾り付け(水車広場) |
|---|---|
| 08:30〜 | 金的・銀的の弓射(八幡神社) |
| 09:00〜 | 当渡しの儀・神輿遷霊の儀 |
| 12:30 | 神輿巡行 集合 |
| 13:00〜 | 太鼓披露・挨拶(雲原公民館前) |
| 13:30 | 神輿巡行 出発 |
| 終了後 | ふれあいサロン(雲原公民館・水車ひろば) |








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