さなぼり交流の昼べ

――水車ひろばサロンより――
主催:雲原福祉推進協議会

雲原では、月に一度「水車ひろばサロン」が開かれています。
今回は、かつて田植えの終わりを祝った「さなぼりにあわせた特別企画。
昔のような賑やかな地域行事は少なくなりましたが、
今日こうして集い、語らい、「やってみよう」と動いたことが、何よりの成果です。

京都や大阪から週末農業で雲原に通ってくださる皆さんが、
耕さず、無農薬で、自然と共に育てた畑。
そこから採れた豆を使って、今回は3種類のおむすびが振る舞われました

一つは、自然農法で育てた大豆から作った自家製味噌のおむすび
もう一つは、同じく自然農法で採れたそら豆のおむすび
そして、地元に伝わる**「ほおばおむすび」**も加わり、三種の味がそろいました。

それぞれが滋味深く、素材の力がしっかり伝わる味わい。
「うまい」「うますぎる」と、笑顔がこぼれます。
この価値ある「おむすび」。お値段をつけるなら1個200円はいけるなーとなりました。うまいもん市で販売して欲しいなー。

また、自然農法では、たまに鹿に葉を食べられることもあります。
しかしそのあとに脇芽が芽吹き、むしろ収穫が増えることもあるとか。
これもまた、自然との共生、循環の一部なのかもしれません。
くもっち農園での実践に向けて興味津々でした。

午後1時に始まった交流会は、いつもならそろそろお開きという時間を過ぎても、
話が尽きず、笑い声が絶えません。
そして終盤には、飛び入りで**「バス問題どうなっとんやー!」と声が上がるやや糾弾会のような熱気**も巻き起こり、地域の課題にも真剣に向き合う場となりました。

人が集い、自然に学び、食を通じてつながる時間。
この「さなぼり交流の昼べ」は、まさに雲原らしい心温まる、そしてちょっぴり熱い一日でした。

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