福知山おいしもんフェスを訪れて

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〜ポスト・ドラコロへの思いを込めて〜

出店お礼と参考視察

今日はドラコロ委員長、事務局長に同行し、京都大呂ガーデンテラスで開催された「福知山おいしもんフェス」に出かけました。目的は二つ。これまでお世話になった出店者へのお礼、そして「ポスト・ドラコロ」を見据えた参考視察です。

会場の雰囲気

受付や音響の段取りはスムーズで、運営スタッフの声の張り方や立ち居振る舞いから、経験に裏付けられた安心感がありました。出店者も落ち着いた動きで、イベントを支える力強さを感じました。

一方で、屋外は真夏を思わせる暑さ。日陰はドラコロより多いとはいえ、やはり体力を奪われます。室内の体験イベントに入ると、涼しさからなかなか出られないほど。気候との付き合い方は、どのイベントでも大きな課題だと実感しました。

駐車場担当は「雲原の鬼物語」を熱唱してくれたあの方。

小走りであっちへこっちへ駆け回り、「大変ですわ〜」と声を漏らしていました。

その姿に思わず笑みがこぼれ、イベントを知り尽くした支える裏方の奮闘を感じました。

音楽と出会い

音楽演奏者が次々と楽器を抱えて登場し、会場は賑やかさに包まれました。その中で、事務局長の教え子たちにも再会。「雲原の田んぼを作るかもしれない」との言葉もいただき、人と人とのつながりが新たな展開を生むことを肌で感じました。もしドラコロをやっていなければ、こうした縁は生まれなかったかもしれません。

帰り道で見たもの

帰りは上野条まわり。田んぼは思いのほか荒れておらず、営農組織の存在が支えになっているとのことでした。ところが、その後に訪れた雲原某所では一転、一面に広がる荒廃地。「この姿が10年後どうなっているかですね」と委員長に声をかけましたが、無言。しかし、確実にその沈黙の奥に秘められた思いを感じました。

さらに道中、週末農業に取り組む60代のおじさんと立ち話。「すぐ草がのびて大変ですわ」と言いつつも、畑には立派な里芋や野菜が育っていました。毎週の手入れの積み重ねが確かな成果を生む、その当たり前を目の前で見せつけられた気がしました。

おわりに

今回の視察は、イベント運営の一生懸命さ、農業の現実、そして人とのつながりの大切さを改めて考える機会となりました。ポスト・ドラコロに向け、課題は多い。しかし現場に足を運ぶことで、その輪郭がより鮮明になったように思います。

さあ、日が暮れるまで、自分ちの草刈をしましょうか。

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