春の水車定食、今年も始まりました!

4月5日(日)、雲原の春の恒例「水車定食」が、今年も始まりました。

雲原では、11月から3月までは雲原こんにゃくの製造販売。そして4月から10月までは水車定食。冬のこんにゃく作りがひと段落すると、「そろそろ水車定食やな」という声が聞こえてきます。季節が変わると、人の集まる場所も変わる。雲原の一年は、そうやって巡っています。

今年最初のメニューは、春のちらし寿司と、順ちゃん師匠特製の手打ちそばでした。

30食の予定が、急きょ50食に

今回は当初30食限定の予定でしたが、予約や問い合わせが次々と入り、「これは足りんぞ」ということで、急きょ50食まで増やすことに。

それでも、その50食も完売。

「昼前ならまだあるやろ」と思って来られた方からは、「もう終わり!?」という声も聞かれました。どうやら今年の水車定食は、最初からなかなか勢いがあります。

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朝5時から始まった、師匠のそば打ち

今回の主役は、やはり順ちゃん師匠の手打ちそば。

師匠はこの日のために、朝5時に起きて50食分のそばを打ってくださいました。粉をこねて、のばして、切って…。50食分ともなると、趣味の範囲ではありません。かなりの重労働です。

それでも、

「そば打つので食べにきてよ!」

と声をかけてくださった師匠。その言葉にひかれて来られた方もたくさんおられました。

雲原産100%。育ったところで、育ったそばを食べる

今回のそばは、雲原産100%。

雲原で育てたそばを、雲原で挽き、雲原で打って、雲原で食べる。考えてみれば、これ以上ぜいたくなことはありません。

スーパーや店で並ぶそばは、どこで育ったか分からないものも多いですが、水車定食のそばは違います。畑も知っている。作った人も知っている。打った人の顔まで見えている。

育ったところで、育ったそばを食べる。

うまくないはずがありません。

20年の技。手で切ったとは思えないそば

実際に運ばれてきたそばを見て、まず驚かされます。一本一本がきれいに揃っていて、とても手で切ったとは思えません。

「これ、本当に手で切ったん?」

「機械で切ったみたいやな」

そんな声も聞かれました。

さすが、20年のそば打ち歴。細さも長さも揃っていて、見た目からして美しい。もちろん、食べればしっかりとコシがあり、香りも十分です。

「そばが香るなあ」

「やっぱり手打ちは違うわ」

「来てよかった」

という声が、あちこちで聞こえてきました。

伝説の師匠

ちらし寿司も大人気。おかわりまで完売

ちらし寿司は、春らしい彩りで、「これを見ると春が来た感じがするなあ」という声も。

しかも今回は、ちらし寿司は1回おかわり可。

「おかわりしてしもたわ」

「つい、もう一杯」

と笑いながら並ぶ人も多く、おかわり分まできれいになくなりました。

地元の人も、初めての人も

水車定食の良さは、料理だけではありません。

店の中では、「どこから来たん?」「このそば、朝5時から打っとるんやて」「次は19日の天ぷらやな」と、自然に会話が始まります。

地元の人も、初めて来た人も、気がつけば同じテーブルで笑っている。そんな空気が、雲原らしいところです。

1,500円で続けるために

価格は1,500円。

米や野菜、そば粉は地元で調達しているので、何とかこの値段を維持できています。ただ、調味料や容器代、ガス代、電気代、水道代、そして買い出し経費などは年々上がっており、決して楽ではありません。

それでも、「できるだけ気軽に来てもらいたい」という思いで、今年もこの価格で続けています。

次回は4月19日、「旬の野菜の天ぷら」

次回の水車定食は、4月19日(日)。

春の恵みをたっぷり味わえる「旬の野菜の天ぷら」を予定しています。

過去の野菜の天ぷらから

今回、「あとで行こうと思っとったら終わってた…」という方は、次は早めの予約がおすすめです。30食の予定が50食になっても完売。それが、今年の水車定食の勢いです。

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